約1年前に購入したHERZのガロンリュックの使用レビューです。
ガロンリュック、またはHERZの類似製品の購入を検討している方の参考になれば幸いです。
1年間の使用頻度は?
週3~4回、雨の日を避けて使用していました。
しかし、にわか雨や小雨は数回経験しており、完全に水から防いでいたわけではないです。
メンテナンスは1か月に1度ラナパーを使用しセルフメンテナンスを行っておりました。
メンテナンス方法はこちらから!
エイジングによってよりクラシックな印象に
出典:HERZ
上の画像は新品のガロンリュックです。
私はチョコの革色を選択しました。
これが1年経つと…
こうなります。
全体的に革にツヤがでており、多少の変形があります。
革色は新品時よりも深い赤茶方向に変化しており、金属部分には黒いシミのようなものが各所に見られます。
こちらは背面です。
背面やベルトは体と擦れる部分ですので、表面よりもツルツルとした表面になりました。
ベルトを装着する下部のストラップ部分は特に変化が大きく、黒く変色し、ツヤが出ています。
また、ストラップ部分はベルトに引っ張られるようにして力が加わる部分であるため、隆起するような変形が見られます。
地面に置くことが多かった為か、底面はへこみ傷が目立ちます。
また底鋲に加わる力で底鋲部分4点に均等にへこみがあります。
中は特に大きな変化は見られませんでした。
強いて言えば、バックスキンの毛羽立ちが多少軽減され、ツルツルとした印象になったように思います。
以上が1年間でみられたガロンリュックのエイジングです。
色が深まり、ツヤが出ることでよりクラシカルな印象になりました。
1年のみ使用した鞄とは思えないほど味があり、いい意味で時代を感じます。
良かった点・悪かった点
良かった点
・カッコよすぎる ・思ったよりも大容量 ・多くの人に褒められる ・高見えする
何といってもガロンリュックはカッコよすぎます(笑)
ビンテージ品のような味のある容姿であり、現代ではまず見ないデザインです。
また、大容量であることも特徴的であり、見た目だけではなく機能性にも長けています。
加えて、ガロンリュックを身に着けていると多くの方に声をかけられます。
「それどこのバッグなの?」とか「ランドセルみたいでかわいい」といったお褒めの言葉を頂戴することが多々あります。
声をかけられるのが嫌な人にはネガティブポイントですね(笑)
しかし、それほど目立つ鞄です。
さらに、高見えするメリットもあります。
HERZのほとんどの商品は、品質からは考えられないような値段で販売されており、ガロンリュックもその1つです。
したがって、価格の2~3倍の鞄に見られることが多く、得をしているような気持になります。
悪かった点
・革の変形で音が鳴る
・洋服に色移りする
・バックスキンの毛羽立ちが移る
歩いているときのズレや変形によって鞄がギシギシと音が鳴ります。
私は愛嬌の1つとして感じていますが、敏感な方は気になるポイントかと思います。
また、ガロンリュックだけでなく革の鞄特有の問題だと思いますが、色が移ることがあります。
特に夏場、汗をかくようなときは背負って使用することはおすすめしません。
最後に中のバックスキンですが毛羽立ちが取れて、上の画像のようにそれが付着することがあります。
使用していくうちに擦れて量は減っていく傾向ですが、1年使用程度ではこの問題は解消しませんでした。
汚れていけないものはバックインバックが解決策として挙げられます。
ガロンリュックはこんな人におすすめ
・革好きの方 ・モテたい方 ・人と違うリュックをお探しの方 ・クラシックな雰囲気を楽しみたい方
ガロンリュックはエイジングを楽しみたい革好きにはおすすめ出来ます。
非常にタフな素材や設計がなされているため、非常に長い期間変化を楽しみながら所有していただけるかと思います。
また、人と違う鞄は良い意味でも悪い意味でも目立ちますから、多くの人の注目を集めます。
さらに、クラシカルな雰囲気を持っていますので、クラシックファッションなどが好きな方にはコーディネートのワンポイントになるアイテムです。
まとめ
いかがでしたか。
1年間で劇的な変化はなかったものの、着実に味のある渋い鞄へと変化していってることが分かりました。
これからの変化も非常に楽しみですし、随時記事を更新していこうと思います。
また、悪い点もいくつかご紹介しましたが、それをすべてカバーできるほど見た目と機能性に長けています。
ガロンリュックは本当におすすめ出来る鞄です。
本記事が購入を検討されている方の背中を押すことができれば幸いです。
以上、HERZガロンリュックの1年間使用レビューでした。