高級自動車メーカーもSUVに参入
山野や雪などアウトドアシーンだけでなく、街乗りでも快適に走行でき、普段使いが容易になったクロスオーバーSUVが台頭すると、瞬く間に各自動車メーカーが力を入れ始めました。
日本のメーカーを見れば、SUVがラインナップに載らないメーカーの方が珍しく、街を走っている車を見渡せば、その人気の高さがわかります。
日本だけでなく、海外でもSUVは注目されているジャンルで、各メーカーがマーケットに参入し始めています。
最近では、高級自動車メーカーも参入し始め、ラグジュアリーSUVというジャンルを確立してきており、ショーファーの代替になるような車両まで登場してきました。
今回はその高級自動車ブランドの手掛けたSUVに注目し、ブランドの中で最も上位グレードでフラッグシップのラグジュアリーSUVをご紹介します。
また、下記記事にてSUVの人気やモテる車である理由について解説しておりますので、気になる方はこちらと合わせてご覧ください。
おすすめラグジュアリーSUV
①ロールスロイス カリナン
出典:コーンズ・モータース
価格 : 3,960万円~
最高出力 : 571ps
総排気量 : 6,750cc
全長 : 5,341mm
全幅 : 2,000mm
全高 : 1,835mm
知る人ぞ知る、イギリスの超高級サルーンブランドであるロールスロイスのSUVです。
ブランド特有の12気筒エンジンに初の4WDシステムを組み合わせた1台。
アイデンティティである観音開きも継承されています。
②ベントレー ベンテイガ
出典:ベントレーモーターズ
価格 : 2,851万円~ 最高出力 : 608ps 総排気量 : 5,945cc 全長 : 5,150mm 全幅 : 1,995mm 全高 : 1,755mm
ロールスロイス同様に、イギリスを代表する高級自動車ブランドであるベントレー。
丸目4灯やBマークテールランプのデザインは、同ブランドセダンのフライングスパーの面影があります。
もちろん、ウッドとレザーの高級感あるインテリアは、このベンテイガにも健在です。
③ジャガー F-PACE SVR
出典:JAGUAR
価格 : 1,306万円~ 最高出力 : 550ps 総排気量 : 5,000cc 全長 : 4,740mm 全幅 : 1,995mm 全高 : 1,670mm
ジャガー・ランドローバーグループのハイパフォーマンス部門であるSVO(Special Vehicle Operations)の手掛けた1台です。
通常のF-PACEと比較して性能もさることながら、より無骨なデザインや高級感の増したインテリアは所有欲を満たします。
④ランドローバー レンジローバー SVAutobiography
出典:Land Rover
価格 : 2,944万円~ 最高出力 : 550ps 総排気量 : 4,999cc 全長 : 5,205mm 全幅 : 1,985mm 全高 : 1,865mm
SUVブームが到来する以前から、ラグジュアリーSUVというジャンルを世に送り出し続けていたランドローバー社のフラッグシップです。
通常のモデルと比べて20cm長く設定されたロングホイールベースのこのレンジローバーの後席はショーファードリブンのような広さがあります。
⑤ランドローバー レンジローバースポーツ SVR
出典:Land Rover
価格 : 1,723万円~ 最高出力 : 575ps 総排気量 : 4,999cc 全長 : 4,880mm 全幅 : 1,985mm 全高 : 1,800mm
同じくランドローバーのシリーズで速さを追求したのがこのレンジローバースポーツです。
特に、このSVRはジャガーのF-PACE同様に各所チューンアップされており、カーボン素材がふんだんにあしらわれたエクステリアデザインは、男心をくすぐります。
⑥ランボルギーニ ウルス
出典:グーネット
価格 : 2,652万円~ 最高出力 : 650ps 総排気量 : 3,996cc 全長 : 5,112mm 全幅 : 2,016mm 全高 : 1,638mm
車に興味がない人でも一度は聞いたことがあるイタリアの超有名スーパーカーブランドのSUVです。
スーパーカー開発で培われたワイド&ローのデザインはこのウルスにも採用されており、クラス最長の全幅があります。
また、リアに向かって下がっていくクーペのような天井ラインからはイタ車独特の美しさを感じます。
⑦マセラティ レヴァンテ Trofeo
出典:グーネット
価格 : 2,035万円~ 最高出力 : 580ps 総排気量 : 3,799cc 全長 : 5,020mm 全幅 : 1,985mm 全高 : 1,700mm
トライデントのマークが有名なイタリアの高級自動車メーカーの本気の1台です。
このトロフェオは最も上級グレードで、アグレッシブな見た目もさることながら、フェラーリ製の3.8L V8ツインターボエンジンを搭載していることもオーナーの所有欲を満たす要因になり得ます。
⑧メルセデス AMG GLS63
出典:Mercedes-Benz
価格 : 2,014万円~ 最高出力 : 585ps 総排気量 : 5,461cc 全長 : 5,160mm 全幅 : 1,980mm 全高 : 1,850mm
メルセデスベンツの高パフォーマンス部門を手掛けてきたAMGによる最強のSUVです。
大きく開口したフロントの冷却ダクトや、専用のアルミホイールのデザインは、一目で上位グレードであることがわかります。
⑨メルセデス AMG G63
出典:Mercedes-Benz
価格 : 2,114万円~ 最高出力 : 585ps 総排気量 : 3,982cc 全長 : 4,665mm 全幅 : 1,985mm 全高 : 1,975mm
1979年から続く伝統あるゲレンデシリーズをAMGが手掛けた最上位モデルがこのG63です。
見た目は発売当時とほとんど変わりませんが、中身は、最新の安全装備や高スペックエンジンが搭載されています。
余談ではありますが、以前発売されていたG65という限定モデルがあります。63で物足りないという方はそちらも検討してみるといいかもしれません。
⑩BMW X7 M50i
出典:グーネット
価格 : 1,595万円~ 最高出力 : 530ps 総排気量 : 4,400cc 全長 : 5,165mm 全幅 : 2,000mm 全高 : 1,835mm
BMWの最上位SUVモデルにM社の手が加わった、プレミアム・パフォーマンスSUVです。
車の大きさでもブランド内最大ですが、アイデンティティであるキドニーグリルも非常に大型化されており、アグレッシブなデザインが特徴的です。
⑪アウディ Q8
出典:グーネット
価格 : 1,122万円~ 最高出力 : 340ps 総排気量 : 2,994cc 全長 : 4,995mm 全幅 : 1,995mm 全高 : 1,690mm
アウディの最上位SUVモデルです。
伝統の四輪駆動システム「クアトロ」はもちろん装備されており、ラリーで培った技術は、悪路走行時に性能を発揮します。
大型のQ7とは異なり、クーペのようなボディラインは都会的でスタイリッシュなデザインです。
また、現在更なる上位モデルであるSQ8も開発中で、近日発売予定とのことです。
⑫ポルシェ カイエン Turbo S E-Hybrid
出典:Porsche
価格 : 2,370万円~ 最高出力 : 680ps 総排気量 : 3,996cc 全長 : 4,926mm 全幅 : 1,983mm 全高 : 1,673mm
SUV人気に火が付く前からこのサイズの車の第一線で活躍していたカイエンの最強モデルです。
電気モーターを搭載し、680psをも生み出すパワーユニットは、20年近く続くカイエンの歴史史上最強の1台です。
また、電気モーターのみでの走行も可能であり、速さだけでなく環境にも優しいクールな1台です。
⑬ボルボ XC90 T8 Twin Engine AWD Excellence
出典:価格.com
価格 : 1,353万円~ 最高出力 : 405ps 総排気量 : 2,000cc 全長 : 4,950mm 全幅 : 1,960mm 全高 : 1,760mm
市販車用のシートベルトの生みの親としても知られるボルボのラグジュアリーSUVです。
安全装備もさることながら、レザーとウッドのシンプルなインテリアの中に設置された大型のディスプレイは非常に未来的です。
また、このツインエンジンAWDシステムは、環境にも配慮されており、パワフルかつエコフレンドリーな車と言えます。
⑭レクサス LX
出典:LEXUS
価格 : 1,135万円~ 最高出力 : 377ps 総排気量 : 5,662cc 全長 : 5,080mm 全幅 : 1,980mm 全高 : 1,910mm
最後は日本ブランドのレクサスによるフラッグシップSUVのご紹介です。
トヨタのランドクルーザーとコンポーネントを共有し、内外装は高級感あるレクサスによって味付けされました。
ラグジュアリーSUVというジャンルで日本車というのは、所有に対する安心感をもたらします。
⑮ジープ グランドチェロキー トラックホーク
出典:グーネット
価格 : 1,356万円~ 最高出力 : 710ps 総排気量 : 6,200cc 全長 : 4,890mm 全幅 : 1,980mm 全高 : 1,800mm
アメリカの4×4ブランドとして確立してきたブランドがこのジープです。
今まで日本でははラングラーのイメージが強く、ホビーカーとしての認識がありましたが、このグランドチェロキーシリーズなどの登場で、日本でも徐々に普及されていきました。
今回紹介する車の中では、最もパワーがありあのランボルギーニやポルシェをも凌駕するスペックで、トラックホークの名に値する1台です。
まとめ
いかがでしたか。
ご紹介する車の台数からも、そのSUVの人気の高さがわかると思います。
今や、自動車メーカーはスーパーカーやセダンのみを作ればいい時代は終了しつつあり、その火付け役がSUVでした。
今回紹介したメーカー以外にも、フェラーリなど高級自動車ブランドが今後続々と参入していくとされています。
今後もラグジュアリーSUVから目が離せません。
以上、おすすめラグジュアリーSUVのご紹介でした!