おしゃれに自転車に乗りたい
自転車用ヘルメットと聞くと、ロードバイクでレースをする方が使用するレーシーなデザインのものを想像します。
事実、世の中に普及しているヘルメットの多くがこの類のもので、普段使いするのには抵抗があります。
したがって、安全を犠牲にしてノーヘルで自転車に乗る方が多く、ヘルメット普及率が極めて低い現状です。
警視庁の調べによれば、毎年約10万件の自転車事故が発生しており、その内約500人が死亡しているという恐ろしいデータがあります。
特に、沢山の車が行き交う都内では事故発生件数のうち20%が死亡事故につながっており、ロードバイク乗りのみならず、通勤や通学で自転車に乗る方にもヘルメットの着用をおすすめします。
しかし前述したように、私服や制服、スーツに合うようなヘルメットは非常に少なく、ヘルメットだけが浮いてしまっているのは恥ずかしいですよね。
そこで、本記事では安全なのは理解できていても見た目に抵抗があり、ヘルメット装着に億劫になっていた方々に向けて、おしゃれなデザインの自転車用ヘルメットをご紹介します。
おすすめ自転車用おしゃれヘルメット
CARRERA FOLDABLE
出典:CARRERA
まずご紹介するのがCARRERAのヘルメットです。
今日のヘルメットの前進であるカスクと呼ばれるレザーのヘルメットにインスパイヤされたデザインは、個性的でスタイリッシュです。
出典:Amazon
“Foldable”の名の通り、上記画像のように畳めることが可能であり、何かとスペースを取るヘルメットがコンパクトになるのは非常に機能的です。
出典:Amazon
また、カラー展開や素材も様々な種類があります。
上記の画像は、自転車のレザーサドルで有名なBROOKSとのコラボ商品です。
片側1列がチェックの異素材で非常にファッション性が高く、カジュアルな服装にもマッチします。
出典:CARRERA
こちらは同じくFOLDABLEシリーズのCRITですが、通常よりもラインが多くバイザーが装着されることでより都会的なデザインになっています。
OGK Kabuto CS-1
出典:Amazon
自転車用だけでなくモーターサイクル用のヘルメットも手掛けるOGKのヘルメットです。
OGKのアーバンラインであり、新ブランドのKOOFUの製品になります。
ヘリンボーン柄が特徴的であり、シンプルで丸みのある造形はレーシー過ぎず、街並みに馴染みます。
また、バイザーやアジャスター、速乾性のあるインナーパットの採用など、機能性の高さも有名ヘルメットブランドならではのこだわりがうかがえます。
アサヒサイクルヘルメット
出典:Amazon
大手自転車販売店であるサイクルベースあさひのオリジナルヘルメットです。
一見おしゃれなツイードの帽子にしか見えませんが、歴とした自転車用ヘルメットです。
ヘルメットの上から帽子型のカバーをつけるタイプの商品になります。
また、安全性にも優れており、カバータイプのヘルメットでは初めてSG基準をクリアした製品です。
CAPOR カバーヘルメットシリーズ
出典:Amazon
CAPORは帽子のデザイン性とヘルメットの安全性がひとつになった製品を提供するブランドです。
公益財団法人東京しごと財団との共同開発で、そのヘルメットは公益財団法人東京都振興公社の助成事業に採択されました。
CAPORのヘルメットは前述のアサヒサイクルヘルメットと同様に、カバータイプのヘルメットです。
展開する商品が豊富なため、その日に合うカバーに着せ替えすることも可能です。
また、自転車用ヘルメットの多くは海外製であり、日本人の頭の形に合わないものがほとんどです。
しかし、CAPORは日本人のために作られた製品ですので、フィッティングも安心です。
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
掲載画像からも理解できるように、シンプルな帽子のみならず、ヘルメットであるかどうか疑わしいほど個性的でファッション性の高い製品が多々あります。
まとめ
いかがでしたか。
自転車事故数や死亡率を見ると通勤通学で自転車を使用する方々や、シティライダーもヘルメットで身の安全を守る必要性があります。
しかし、自転車用ヘルメットの多くがロードバイクレーサーのために開発されたものであり、スポーティなデザインのものばかりが普及しています。
したがって、一般の方々はヘルメット装着が安全であるとわかっていながらも、嫌厭しています。
そこで今回ご紹介したファッショナブルなおしゃれヘルメットがそんな問題を解決し得るのではないでしょうか。
帽子を被る感覚で身の安全を守ることが可能なこれらのアイテムは、シティライダーのマイナス要素であったヘルメットを、ファッションアイテムとしてコーディネートのプラスにさせるアイテムです。
これらのヘルメットをとおしてシティライダーからロードバイクレーサーの1人でも多くがより安全な自転車ライフを送っていただけたらと思います。
以上、自転車用おしゃれヘルメットのご紹介でした!