革靴の綺麗さは好印象につながる
車・腕時計・衣服・バッグなど、男のステータスシンボルは多々あります。
革靴もその1つなのではないでしょうか。
特に、スーツを着るビジネスマンの多くが革靴を履いていると思いますが、スーツやネクタイはカッコいいのに靴は傷だらけで乾燥してしまっているような方をよく見かけます。
「靴は消耗品」と考える方も多いようですが、実は革靴はケアさえしっかりしていれば何十年も履き続けられます。
意外にもこの事実を知らない方が多く、靴に気を配れていない人々がほとんどです。
しかし、足元は意外にも他人から見られているパーツの1つで、印象形成における1つの指標になっています。「おしゃれは足元から」という言葉も存在するほどです。
それでは、どうしたら足元から好印象を獲得できるでしょうか。
その答えは靴磨きです!
靴磨きをしてピカピカの綺麗な革靴を履いているだけで、気品が1段階も2段階も上昇します。
今回はそんな靴磨きのやり方をご紹介します。
靴磨きは難しくないの?
まず答えから言うと、靴磨きは誰でも出来ます!
しかも、難しい作業は全くありません。
使う道具とやり方さえ間違っていなければ、特別な練習をしなくても、ピカピカの靴が履けます。
靴磨きの道具については、過去記事で紹介しているので参考にしてください。
靴磨きの工程はたった4ステップ!
今回ご紹介する方法は、たった4ステップで完結します。
時間にしても2足で大体15分程度です。
慣れてくれば、もっと早く終わります。
今まで面倒だと感じていた人もこの機会にぜひ挑戦してみてください!
ステップ① 馬毛でブラッシング
馬毛ブラシで埃などのゴミを搔き出します。
意外にも靴には、肉眼では確認できないレベルの細かい埃やごみが付着しています。
柔らかい馬毛ブラシでブラッシングすることで、凸凹や隙間に溜まったごみを搔き出す効果があります。
ヒント
羽根とタンの間は、ゴミがたまりやすいです。
靴磨きの機会を利用して紐を外してゴミを除去してください。
ステップ② リムーバーでクリーム除去
リムーバーを使用し、革に塗布されているワックスやクリームを除去していきます。
この工程は靴を磨く上で後のクリームを吸い込みやすくさせる効果があります。
表面に前回塗布したクリームやワックスが残っていると革に新しいクリームが馴染みませんので、白紙に戻すという意味でリムービングしていきます。
写真のようにかなり汚れが取れますので、いらなくなったTシャツなど、チープな布を使用することをおすすめします。
こちらがすっぴん状態の靴です。
革の艶がなくなっていることがわかります。
ヒント
すっぴん状態のまま放置すると革が乾燥し、ひび割れの原因になります。
なるべく早くステップ③へとお進みください。
ステップ③ 靴クリームの塗布
革にクリームを塗布し、養分補給していきます。
靴クリームはは乾燥した革に潤いをもたらし、艶やハリを生み出す乳液のような役割を担っています。
写真のように指に少量クリームを取り、伸ばしながら塗布していきます。
全体への塗布が終わると、このように靴全体がくすんだ感じになります。
この状態で革にクリームを馴染ませるため、5分ほど放置しましょう。
もう1足を並行して行うと、時間が有効に使えますよ。
ヒント
この作業は指がかなり汚れます。
苦手な方は、ペネトレイトブラシをご使用ください。
しかし、指の熱で革にクリームを馴染ませるという効果もあるので、指での塗布をおすすめします。
ステップ④ 豚毛でブラッシング
豚毛ブラシで全体をブラッシングしていきます。
指で塗ったムラが徐々に消えていき、靴全体に光沢が出てきます。
ヒント
ブラシを細かく動かすのではなく、全体的に大きな動きで動かすことでブラシ跡の方向が統一されより艶が出ます。
完成
全体のブラッシングを終えるとこのような感じになります。
すっぴん状態とは異なり、靴全体に艶が出ました。
ヒント
豚毛ブラシだけでなく、豚毛→馬毛の順にブラッシングするとさらなる艶が出てきます。
まとめ
いかがでしたか。
靴磨きでケアされた靴を履くだけで気品が増し、好印象を与えることが可能なことを確認しました。
意外にも靴磨きの作業は非常に簡単であり、道具さえ購入すれば誰でもできます!
さらに、プロに高いお金を出して磨いてもらうより自分で磨いた方が安上がりですし、愛着が湧きます。
是非この機会に靴磨きを始めてみてはいかがですか。
今回は初心者向けということで、鏡面仕上げは施しませんでした。
鏡面磨きは革靴に更なる輝きをもたらし、高級感を増すことが可能です!
鏡面磨きのやり方は下記記事を参考にしてください。
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以上、靴磨きのやり方紹介でした!