ヴィンテージスチールを靴屋に頼むのは面倒
大切な革靴の保護はしたいけど、わざわざ革靴の専門店に持ち込んでヴィンテージスチールの施工をしてもらうのは面倒だと感じたことはありませんか。
また、その面倒を惜しみ大切な革靴のトゥが擦り減ってしまったという経験はないでしょうか。
今回はそんな方々に向けて自分で革靴にトゥスチールを装着する方法をご紹介します。
自分でつけるトゥスチールはこんな方におすすめ
・革靴を大切に長く履きたい方
・つま先の保護をしたい方
・専門店に依頼するのが面倒な型
・コストを安く抑えたい方
トゥスチールの施工は必須
革靴のトゥスチールの装着については賛否両論あるようですが、私は必須事項だと考えています。
なぜならソールのつま先が擦り減り、コバが薄くなっている容姿はカッコ悪いからです。
また、ソールが減ったら交換すればいいと考えている方も多いようですが、つま先の擦り減りは他の部分よりも早く、ソールの他の部分が使用可能であってもつま先の擦り減りでソール交換せざるを得ない状況に陥ります。
特に、新品の革靴はアッパーに上手く履きシワが入っておらず、アッパーが上手く曲がっていない状態で歩いているため、知らず知らずのうちにつま先が擦り減ってしまいます。
したがって、トゥスチールの装着は非常に重要です。
靴屋に行かなくていい
トゥスチールと聞くと、ソールを数mm削ってそこに金属を装着するイメージを持つ方も多いと思います。
そのような埋め込み式トゥスチールの施工は知識と技術が必要なため、専門店に依頼する必要があります。
しかし、ソールを削らずに上から装着するタイプのトゥスチールも存在します。
このタイプであれば単純な施工であるため、誰でも簡単にトゥスチールをご自宅で装着できます!
また、自分で施工すれば工賃が掛からない為、コストも抑えられるメリットもあります。
したがって、靴屋に依頼するのが面倒な方は自分で施工すればいいのです!
トゥスチールの付け方
それではトゥスチールの付け方をご紹介します。
用意するもの
・革靴
・トゥスチール
・付属ビス
・プラスドライバー
用意するものはたったこれだけです。
トゥスチールさえ購入すればビスは付属してきますので、ご家庭のドライバーのみ用意していただければ施工できます。

今回は先日購入した新品のチーニー フェンチャーチに施工していきます。
今回購入したトゥスチールはこちら

TRIUMPHのトゥスチールをAmazonで1,210円で購入しました。

位置決めをしていきます。
ビスの位置が縫い目と干渉しない位置に設定しました。

位置決めが完了したら穴にマーカーで印をつけ一度ビスのきっかけを作ります。
直接トゥスチールを固定するのもいいですが、ツルツルの面にビスをねじ込もうとすると滑ってしまい位置がずれます。
したがって、手間を取りますが、このやり方が確実かと思います。
その後一度ビスを取りトゥスチールの本締めをすれば施工完了です。

完成はこんな感じになりました。
埋め込み式ではないため数mmの凸はありますが、実際に歩いてみるとほとんど気になりません。
路面によっては削れるようなガリッという音がしますが、それもまた一興かなと(笑)
また、見た目も非常にかっこよくなりました。
まとめ
いかがでしたか。
専門店に依頼するのが面倒で諦めていたビンテージスチールも自宅で簡単に取り付けられます。
またコストも抑えられますし、何より自分で施工したことでその革靴に愛着が湧きます。
ソールの保護で悩んでいた方には是非ともおすすめしたい施工です。
以上、自分で施工するトゥスチールの付け方のご紹介でした!